天然香料と新鮮さにこだわり、香りで物語を紡ぐ — ETALEディフューザーの魅力【フレグランス編】—
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香りのお仕事をしていると、ディフューザーってどうやってつくっているの?とよく聞かれます。
その際は簡潔に、原料の精油を数種類混ぜてそこにアルコールと水を入れるだけだよー、と答えるのですが、すみません嘘です。
正確に言うと、『だけ』という言葉が嘘で、実はその背景にとてつもないこだわりが詰まっているのです。(全国の『だけ』被害者の皆さますみません⋯)
そこで今回は、これまでの被害者の皆さまへの懺悔も込めて⋯。
『だけ』という言葉で省略されてきた、ETALE調香師の香りづくりへのこだわりについて、少し覗いてみようではありませんか。
概要はFRAGRANCEページなどにも記載されていますが、そこでは書ききれないことをせっかくなので深掘りしていきます。
ただし、全部を深掘りするととんでもない長さになりそうなので(うちの調香師はとにかくよく喋ります)、今回はETALE ディフューザー特有の魅力に焦点を当て、ほかのディフューザーと比べても特徴的な部分について深掘りします。
また、題名でお気付きの方もいるかもしれませんが、今回は【フレグランス編】として主に香料に関するこだわり、つまり調香師の頭のなかを覗きますが、今後【デザイン編】や【プレゼント編】と題して、社長や発送スタッフなど、適宜ほかの人の頭のなかについても覗いていく予定です。
ぜひそれぞれ中身をチェックしてくださいね!
では頭のなかを覗く前に、ETALE調香師の簡単な自己紹介からはじめていきましょう。
ETALE調香師ってこんな人
ETALEの調香師は、幼少期から何でも匂いを嗅ぐいわゆる『匂いフェチ』でした。
お花があれば匂いを嗅ぎにいき⋯プリントが配られたらまずインクのニオイを嗅ぎ⋯セーターが落ちていれば誰のものか判別するために嗅ぎ⋯、と、第三者から見ると少し変な学生だったかもしれません。
そんな学生生活を送っていたある日、部屋に複数の芳香剤を置くと香りの印象が大きく変化することに気付き、香りって自分のイメージで自由につくれるのかな?という好奇心から精油をブレンドするように。
はじめのうちはうまくいかず、ただの物足りない香りの足し算だったそうです。
ですが諦めずに何度も試していると、徐々に香りの魅力がかけ算のように倍増していくようになり、ブレンドの楽しさにどっぷりとハマっていきました。
そして当時、会社の同僚だった現ETALE社長へオリジナルブレンドの押し売り営業をしたことがきっかけで、2人でETALEを立ち上げ現在に至ります。
性格は、それはそれはもう、とにかくよく喋ります。
調香師以上に喋る人間は自他ともに見たことがないという触れ込みつきで、仲の良さに比例して喋る量も際限なく増え続けます。
それもあってか様々な事柄を言語化することが得意で、香り以外ではETALE公式サイトやSNSの文章全般を手がけています。
また、持ち前の嗅覚は対人関係においても発揮されるようで、相手の感情の機微を嗅ぎ分けることにも長けており、いわゆる『鼻の効く』タイプの人間です。
喋りながらも周囲のことをよく観察しており、相手の言いたいことを先読みしながら代わりに言語化するので、口数の少ない社長としては助かったりしています。(たまに読み取りすぎることもあるようですが…)
そのトークという矛と、相手に合わせた立ち回りという盾の二刀流を用いて、仲良くなりたい人のふところに潜り込む習性がありますが、メンタルはやや弱めなので取扱いには注意が必要です。
いかがでしょう。
調香師の人柄のイメージは、なんとなく掴んでいただけたのではないかと思います。
ではそんな調香師は、いったいどんなところにこだわって香りをつくっているのでしょうか。
ETALE ディフューザーの特徴的な部分に焦点を当てて、深掘りしてみましょう。
香りで物語を紡ぐ
ETALEのディフューザーにおける一番特徴的な部分、それは香りごとに物語があること。
実は場所をイメージした香りは、香水などでわりかし定番のコンセプトだったりするのですが、ETALEではさらに、その場所で起こる『物語』をバックグラウンドに調香しています。
そのため、それぞれの場所、そしてそこに流れる時間と物語、登場人物の気持ちの変化などが、香りの移ろいに合わせて進んでいくような感覚を楽しんでいただけます。
ただ、嗅覚だけではその場所や物語の『かたち』はぼんやりとしていて、人によって少しずつ感覚が異なります。
そこで、どうしても明確にイメージを共有したかった調香師は、頭のなかの物語を文章として書き起こし、さらに視覚としても共有できるよう、社長に物語の起点となる場所のオリジナルスケッチを依頼しました。
それにより、ディフューザーセットを開くと物語のはじまりの場所を描いたポストカードが現れ、その風景と公式サイトに記された物語がリンクすることで、物語は静かに進み始めます。
つまり香りに物語があり、それをできるだけ明確にお届けすることにこだわっているわけですね。
最終的にはほかの人と香りについて語り合ったり、さらには物語を体験して日常生活における気付きなんかも得られたらいいな、なんて思いながら調香しています。
物語だけでもワクワクしていただけると思いますので、ぜひSTORYページも覗いてみてくださいね。
生の香りを感じてもらうため、つくり置きはしない
続いては、原料となる香料に対するこだわりについて。
ETALEの香料はすべて天然香料、すなわち精油を用いているのですが、天然の精油はよく『生物(いきものであり、なまものでもある)』だと言われます。
同じ種類の香料でも、収穫時の気候や抽出温度などの環境で香りが大きく変わります。
また、精油の抽出後も時間とともに香りは少しずつ変化していきます。
各メーカーや生産者はこれらの変化に対して、季節によって抽出温度や抽出にかける時間を微調整したり、精油の原料となる植物を収穫した後の保管環境を工夫したり、もっと遡ると植物生育中の水やりや肥料、日照環境を調節したりと、気の遠くなるような試行錯誤を繰り返しながら、今日まで精油を生産してきました。
長年の経験をもとに香りの最適解を考え続けてきた、精油生産者の温もりを大切にしたい。
ETALEではそんな想いから、香料のつくり置きはせず常に新鮮な『今その時だけの香り立ち』を楽しんでもらうための管理をしています。
具体的には、手元での保管期間を短くするため原料を少量ずつ仕入れていたり、古い香料が混ざらないよう機械を使わずひとつずつ手でブレンドしていたり、様々な工夫によって最大限新鮮な香料をお届けしています。
それにより1日あたりの受注できる数が限定されてしまったり、香りにかかるお金も高くなってしまうのですが、なによりもこだわり続けている部分です。
さらに、ディフューザーは香りが変化するよう設計されていますが、その設計にも原料のわずかな香り立ちの違いを感じられる、『余白の時間』を設けています。
あれ?今回はいつもより途中で華やかな香りがするな、最後に少し甘めな香りがするな、いつもよりみずみずしい果実の香りがするな、と、何度も嗅いだことがあるからこそ分かる違いまで堪能してもらえれば幸いです。
本当にいいと思う原料を厳選する
原料におけるさらなるこだわりが続きます。
うちは原料にはこだわっていますよ、といった表現はよく聞きますよね。
ETALE ディフューザーの原料でもある精油は、メーカーや産地によってかなり香り立ちに違いが出てくるという特徴があります。
これは先ほど触れた、精油生産者の管理や産地ごとの気候・品種などが影響するためです。
実際に超老舗のフレグランスブランドでは、特にこだわっている象徴的な香料をすべての香水に入れているなど、香料厳選へのこだわりはフレグランスブランドとして絶対に譲れない部分だといえます。
そのためETALEでも、同じ精油を複数のメーカーや産地ごとに取り寄せ、実際に調香師が嗅いで厳選しています。
これまでに最も多くのサンプルを嗅いだローズゼラニウムを例にあげると、メーカーでは10個以上、産地なども含めると20個以上の香りを試しています。(これでもまだまだ少ない方だと思いますが⋯)
もちろん、ほかのどの精油も複数のサンプルを試しており、手に届く範囲は可能な限り徹底的に比較しています。
それは、その香料が出す魅力をしっかりと感じ取るのが調香師の役目だと考えているからです。
また、単体で良いと思えない香りがブレンドして良くなるわけがないと思うのです。
料理人が素材にこだわるのと同じですね、その分原価も高くなってしまうのですが⋯。
まだまだ大きなブランドに比べると調香師としての実績も、そして資金力も足りていないのが現状ではありますが、その分手間と時間を惜しまず良い香りを探求しています。
そして今後、事業規模が大きくなるにつれ可能になる仕入れ先の拡充、ゆくゆくは自社栽培なんてことも⋯。すみません、脱線しました。
とにかく、この香りとの対話はこれからも妥協せず、とことんこだわり続けていきます!ということです。
ですので、ディフューザーには今のETALEが自信を持って、本当にいいと感じる精油のみを厳選して使用しているということ、ぜひ知っておいていただければと思います。
まとめ
さて、いかがだったでしょうか。
調香師の頭のなかはこんな感じになっていたのですね。
一つの香りをつくるまでに、いろいろな想いが込められているのだと感じていただけたのではないでしょうか。
少なくとも、調香師は香りが本当に好きなんだなぁという部分だけでも伝わっていれば幸いです。
今回はフレグランス編ということで、香料や調香に関するこだわりを見てきました。
今後、別の視点からも魅力をお届けする予定にしていますので、今回読み切っていただいた方はぜひ次もお付き合いいただければと思います。
また、最後に⋯。
香りに関するお悩みなどがありましたらいつでもご相談に乗らせていただきますので、公式SNSよりお気軽にお問い合わせいただければと思います。
もちろん、弊社と関係のない香りのお悩みなども大歓迎!
彼氏(彼女)に香りプレゼントしたいんだけどおすすめある?とかでも結構です。
皆さまの香りコンシェルジュとして、これからも身近に寄り添えたなら幸いです。